
チューリップ基本情報
和名 | 英語スペル | 咲く季節 |
---|---|---|
鬱金香 (うこんこう/うっこんこう) | tulip | 3~5月 |
主な色 | 科・属 | 名前の由来 |
---|---|---|
赤、桃、黄、白、紫 | ユリ科 チューリップ属 | トルコの女性が巻くスカーフ 「トゥルベント」 またはトルコ語でターバンを意味する「チュルバン(Tulipan)」 |
備考
● 園芸品種のモノは毒があり食べない方が良いが
食用の品種もありサラダにして食されている
● チューリップにも種はあるが
種から育てると花が咲くのに5年くらいかかるうえに
どんな花が咲くのか分からないので
球根から育てるのが主流
● オランダにチューリップが渡った16世紀頃
貴族や王族の間で大人気になり
モノによってはかなりの高値で取引されるようになり高騰
一攫千金を夢見て多くの人々が
チューリップの取引をはじめ、更に高騰
高騰に高騰を重ね、バブルが一気にはじけ価格は下落
この騒動は「チューリップバブル」と呼ばれ
世界初のバブル経済だと言われている
● トルコに伝わる物語で
「ファルハド」と「シーリーン」という二人の物語がある
村の青年ファルハドは
村長の娘シーリーンに恋をしていたが
ある日、村の井戸が枯れ掘っている間に
シーリーンは亡くなってしまう
嘆き悲しんだファルハドは崖から身を投げ命を散らす
その後、砕けた身体から赤い花が咲き
チューリップとなった
● ローマ神話の秋の神「ベルツーヌ」
チューリップという少女に恋をして何度もアタックをして
しまいには無理矢理手中に収めようとした
しかし、貞操の神がチューリップを球根に変え
難を逃れられたのだという
それ以来、秋の逆の季節に美しい花を咲かすようになった
● オランダの言い伝え
あるところの美しい女性に
とある騎士は王冠を、またある騎士は剣を
最後の騎士は財宝を持って求婚をした
しかし誰も選べないと悩んだ女性は花の精に
花に変えてもらった
騎士が持ってきた剣は葉っぱに、王冠は花に、財宝は球根になり
その花は女性の名を取って「チューリップ」と名付けられた
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花言葉色々

・愛の告白・美しい瞳
・博愛・思いやり
●赤
・家族への感謝・愛の告白
●桃
・労い・誠実な愛
●黄
・正直・名声
・報われぬ恋・望みのない恋
●橙
・照れ屋
●紫
・気高さ・不滅の愛
●白
・待ちわびて・失恋
etc…
各国チューリップの呼ばれ方
スペル | 発音 | 言語 |
---|---|---|
鬱金香 | うこんこう うっこんこう | 日本語 |
鬱金香 郁金香 | ユィジンシアン | 中国語 |
튤립 | トュルリプ | 韓国語 |
tulip | チューリップ | 英語 |
Tulpe | トゥルペ | ドイツ語 |
Tulipe | テュリップ | フランス語 |
tulipano tulipani | トゥリパーノ トゥリパー二 | イタリア語 |
tulipanes | トゥリパネス | スペイン語 |
tulp | トゥルプ | オランダ語 |
tulipán | トゥリパーン | ハンガリー語 |
tulipan | トゥリパン | ポーランド語 |
τουλίπα | トゥリーパ | ギリシャ語 |
tulipa | トゥリパ | ポルトガル語 |
tulpan | トゥルパン | スウェーデン語 |
tulppaani | トゥルッパーニ | フィンランド語 |
tulipan | トゥリパン | ノルウェー語 |
túlípani | トゥリパニ | アイスランド語 |
тюльпан | チュリパーン | ロシア語 |
tulpė | トゥルペー | リトアニア語 |
tulpe | トゥルペ | ラトビア語 |
tulp | トゥルプ | エストニア語 |
lale | ラーレ | トルコ語 |
توليب | トゥリブ | アラビア語 |
ラテン語 |
創作に使えそうな資料


