
マリーゴールド基本情報
和名 | 英語スペル | 咲く季節 |
---|---|---|
紅黄草・孔雀草 万寿菊・千寿菊・山椒菊 | marigold | 4~12月 |
主な色 | 科・属 | 名前の由来 |
---|---|---|
黄、橙、白、赤 | キク科 マンジュギク(タゲテス)属 | 「マリア様の黄金の花」 |
備考
● 聖母マリアの祝日に見頃を迎える事から
「聖母マリアの黄金の花」と呼ばれるようになり
それから「マリーゴールド」になった
● マリーゴールドは
メキシコ産でフランスで品種改良が進んだ
「フレンチ種」と
メキシコからスペイン、そしてアフリカに広がった
「アフリカン種」がメジャー
● 「フレンチ種」の和名「紅黄草」「孔雀草」「万寿菊」
「アフリカン種」の和名「千寿菊」「山椒菊」
● 同じキク科の「カレンデュラ」と似ているが
分類上は別の花
あちらは「ポットマリーゴールド」という別名がある
● マリーゴールドの花言葉の多くは
ギリシャ神話の太陽神アポロンの逸話から来ている
● ギリシャ神話の水の精「クリスティ」は
太陽神アポロンに恋をしてしまいました
しかしアポロンには恋人、王女レウコトエがいます
嫉妬したクリスティは、父王に二人の関係を密告し
怒った父王はレウトコエを生き埋めにしてまいます
自分の行いで人命が無くなってしまった事を
悔いたクリスティは地面に座りアポロンを見続け
9日目にマリーゴールドになりました
※カレンデュラにも同じ話があります
● ギリシャ神話の美少年「クレムノン」は
毎日太陽を見ることで幸せを感じていました
やがて、アポロンはそんなクレムノンに気づき
恋心を抱きます
しかし、二人の関係に嫉妬した雲の神が
アポロンを雲で覆い隠してしまいます
アポロンが見えなくなり嘆き悲しんだクレムノンは
やがて死に至り、ひたむきな愛情に心打たれたアポロンは
彼の身体をマリーゴールドに変え、愛でるようになりました
伝統色、色々
※カラーコードはサイトや書籍によって微妙に違うので
参考程度にとどめておいてください
世界の伝統色
「マリーゴールド」
#F39807
R:243 G:152 B:7
C:0 M:50 Y:95 K:0
花言葉色々

・変わらぬ愛
・可憐な愛情・勇者・健康
・下品な心・絶望・嫉妬
・悲嘆・悲しみ
●黄
・健康・可憐な愛・下品な心
●橙
・予言・真心
etc…
各国マリーゴールドの呼ばれ方
スペル | 発音 | 言語 |
---|---|---|
紅黄草 孔雀草 万寿菊 千寿菊 山椒菊 | こうおうそう くじゃくそう まんじゅぎく せんじゅぎく さんしょうぎく | 日本語 |
萬壽菊 | ワンショウジュー | 中国語 |
천수국 | チョンソグ | 韓国語 |
marigold | マリーゴールド | 英語 |
Studentenblume Samtblume Totenblume | スチュデンゥンブルーメ ザントブルーメ トートゥンブルーメ | ドイツ語 |
tagètes tagettes | タジェッツ | フランス語 |
tagetes | タジェーテス | イタリア語 |
cempasúchil clavel de moro clavelón | センパスーチ クラベル デ モロ クラベロン | スペイン語 |
afrikaantje | アフリカーンチェ | オランダ語 |
bársonyvirág büdöske | バーショニヴィラーグ ブドシュカ | ハンガリー語 |
aksamitka | アクサミトゥカ | ポーランド語 |
κατιφές | カティフェース | ギリシャ語 |
cravo-de-defunto | クラヴォ デ ドゥフウント | ポルトガル語 |
sammetsblomster tagetes | サムメットブロムステル ターゲテス | スウェーデン語 |
samettikukka | サメッティクッカ | フィンランド語 |
fløyelsblomst | フレイエルスブロンスト | ノルウェー語 |
アイスランド語 | ||
Ба́рхатцы | バルハツェ | ロシア語 |
serentis | セレンティス | リトアニア語 |
samtenes | サムテネス | ラトビア語 |
peiulill | ペイユリル | エストニア語 |
kadife çiçeği | カディフィ チチェイ | トルコ語 |
مخملية | ムフマリーア | アラビア語 |
ラテン語 |
創作に使えそうな資料


