
イチジク基本情報
和名 | 英語スペル | 旬の季節 |
---|---|---|
無花果 | fig | 5~6月 8~9月 |
主な花の色と果実の色 | 科・属 | 名前の由来 |
---|---|---|
果実:赤 花:白 | クワ科 イチジク属 |
備考
● イチジクは「無花果」と漢字で書き
実際花は無い様に見えるが
実は果実の中に咲いており
実を割って見てみると沢山の小さい花がある
「隠頭花序」という特異な構造
● 豊富な栄養で様々な効能がある事から
「不老長寿の果物」と呼ばれている
● 日本では「単為結果性」という
受粉なしで実を付ける性質だが
海外の野生種は「イチジクコバチ」という虫が
受粉を助けてくれる共生関係がある
● 英語で「fig leaf(イチジクの葉)」は
「恥ずかしいことや嫌なことを、無害なもので隠す」と言う意味がある
他にも英語で「fig」は
「つまらない事・些細な事」の意味がある
親指を人差指と中指の間から出す
「fig sigh」(卑猥・侮辱なハンドサイン)がある
● ローマの建国神話に登場する双子「ロムルス」と「レムス」は
赤子の頃に捨てられ増水していた川に流されるのだが
水が退くとイチジクの木の傍に漂着したとも
双子を育てた雌狼がイチジクの木の下で育てたとも言われている
● ギリシャ神話で豊穣の女神「デメテル」が
イチジクを人間に授けた
● 新約聖書で旅の途中のイエス・キリストはお腹がすいた
遠くに葉っぱが茂ったイチジクの木が見えたので
近くに行ってみるとその木は葉っぱだけで
まだ実が成っていなかった
腹を立てたキリストは木に呪いをかけ
たちまちその木は枯れてしまった
● 旧約聖書で知恵の実を食べた
最初の人類「アダム」と「イブ」は
羞恥心を持ちイチジク葉っぱで身体を隠した
他にも聖書の中には度々
イスラエルや再臨の象徴としてイチジクが登場している
● イスラムのコーランには
イチジクは神聖な果物として書かれてる
花言葉色々

・平安・裕福・豊富・多産
・子宝に恵まれる・実りある恋
etc…
栄養や効能色々
そのまま食べても乾燥させドライフルーツとしても食される
聖書にも登場する神聖な果実

栄養 | 効能 |
---|---|
ペクチン | 血糖値の急上昇を抑える コレステロールの吸収抑制 生活習慣病の予防 |
カリウム | むくみ予防・高血圧改善 |
食物繊維 | 消化吸収を助ける・便通改善 コレステロール排出 |
etc…
美味しいイチジクの見分け方色々

- 果皮に張りと弾力がある
- 香りがよい
- ヘタのところまで赤褐色に染まっている
各国イチジクの呼ばれ方
スペル | 発音 | 言語 |
---|---|---|
無花果 | いちじく | 日本語 |
無花果 | ウーファーグオ | 中国語 |
무화과 | ムファグァ | 韓国語 |
fig | フィグ | 英語 |
Feige | ファイゲ | ドイツ語 |
figue | フィグ | フランス語 |
fico | フィーコ | イタリア語 |
higo | イーゴ | スペイン語 |
vijg | フェイフ | オランダ語 |
füge | フュゲ | ハンガリー語 |
figa | フィガ | ポーランド語 |
σύκο | シーコ | ギリシャ語 |
figo | フィーゴ | ポルトガル語 |
fikon | フィーコン | スウェーデン語 |
viikuna | ヴィークナ | フィンランド語 |
fiken | フィーケン | ノルウェー語 |
fíkjur fíkja | フィーキウル フィーキア | アイスランド語 |
инжир | インジール | ロシア語 |
figa | フィガ | リトアニア語 |
vīģe | ヴィージェ | ラトビア語 |
viigimari | ヴィーギマリ | エストニア語 |
incir | インジル | トルコ語 |
تين | ティーン | アラビア語 |
ラテン語 |
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