百合基本情報
和名 | 英語スペル | 咲く季節 |
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百合 | lily | 5~8月 |
主な色 | 科・属 | 名前の由来 |
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白、黄、赤、桃など | ユリ科 ユリ属 | 花が揺れる「ゆすり」から |
備考
● キリスト教の聖母マリアの象徴は白百合で
「マドンナリリー」と呼ばれている
● 百合の球根は「百合根」と呼ばれ食されている
しかしヤマユリやオニユリなど
苦みの少ない仲間に限られ
全ての品種が食べられるわけではない。
● 「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という
美しい女性の立ち居振る舞いを例えた言葉があるが
元は生薬の使い方を表した言葉
「立てば芍薬」
イライラ気が立っているモノに対して
芍薬の根を処方すると、
気を鎮め血流が良くなり
筋肉のこわばりや痛みが良くなる。
「座れば牡丹」
座ってばかりで血流が滞ったモノに根の皮を処方し
血流を良くする。
「歩く姿は百合の花」
心身を悪くしフラフラ歩くモノに
百合の根を処方し、動悸・不眠を改善する。
● ギリシャ神話のゼウスが浮気をして作った子供に
母乳を与えようとしたが、妻のヘラは拒否
そこでゼウスはヘラが眠っている隙を突き
吸わせたそうなのだが
赤ちゃんの吸う力がが強すぎて
ヘラが驚いて目を覚まし
その時流れ出た母乳が天の川に
地に落ちたモノは百合の花になったとか。
● 「花言葉・復讐」の言い伝え
戦国時代に「佐々成政」という武将と、
「早百合」という側室の女性がいました
ある日早百合に妊娠が発覚したのですが、
それに嫉妬した者どもが
「それは成政の子ではない」と言いふらしはじめ
真に受けた成政は早百合を殺してしまう。
死に際に早百合は
「黒百合が立山に咲いたら佐々家は滅びる」と言い残し
その後、黒百合が咲き、滅びるのでした。
● 白百合だけで花束を作るのは危ない。
仏花や葬儀の時に用いられる花なので
人によっては失礼に思われるので危険。
あと1本だけ白百合を贈るのは
「亡くなった人に捧げる」という意味があるので
生きてる人に贈るのはやめよう。絶対に。
● 「白百合色」という西洋から伝わった
「リリーホワイト」を和訳した色がある
#FDFCF5
花言葉色々
・純粋・無垢・純潔・威厳
●白
・純潔・威厳・無邪気
・高貴・自尊心(誇り)・栄華
●橙
・華麗・愉快・軽率
●黄
・陽気・不安・偽り
●桃
・虚栄心・富と繁栄
●黒
・復讐・呪い・愛・恋
etc…
香りや百合根の効能
大輪の花を咲かす百合の香り効果と
美味しい百合根の効能
香りの効能
副交感神経が働きリラックス |
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ストレスや不安を緩和 緊張を和らげる・睡眠改善 |
花粉の処理も気を付けましょう
百合根としての効能
カリウムや食物繊維豊富 |
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血圧を下げる・日焼け防止 便秘予防・血糖値を抑える ストレスの緩和・免疫力アップ・咳を止める |
食用の百合根だけ食べましょう
各国百合の呼ばれ方
スペル | 発音 | 言語 |
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百合 | ゆり | 日本語 |
百合 | バイフー | 中国語 |
백합 | ペカプ | 韓国語 |
lily | リリー | 英語 |
lilie | リーリエ | ドイツ語 |
lis lys | リス | フランス語 |
giglio | ジーリオ ジーリョ | イタリア語 |
lirio azucena | リリオ アスセナ(白百合) | スペイン語 |
lelie | レリー | オランダ語 |
liliom | リリオム | ハンガリー語 |
lilia | リリア | ポーランド語 |
κρίνο λείριον | クリーノ リリオン | ギリシャ語 |
lírio | リーリオ | ポルトガル語 |
lilja | リーリヤ | スウェーデン語 |
lilja | リリヤ | フィンランド語 |
lilje | リーリヤ | ノルウェー語 |
lilja | リーリヤ | アイスランド語 |
лилия | リーリヤ | ロシア語 |
lelija | レリヤ | リトアニア語 |
lilija | リリヤ | ラトビア語 |
liilia | リーリア | エストニア語 |
zambak | ザンバック | トルコ語 |
زنبق | ザンバク | アラビア語 |
lilium | リーリウム | ラテン語 |
百合関連ページ予定
名付けに使えそうな品種名色々coming soon