世界の宝石・鉱石の名前色々

創作に使えそうな「琥珀」の色々

創作に使えそうな「琥珀」の色々

琥珀基本情報

和名英語スペルモース硬度
琥珀こはくamber2~2.5
主な色属性名前の由来
灰、赤、紅、桃、黄、褐色樹脂①ギリシャ語で「香り」を意味する
「アンブロジア」(Ambrosia)
②古代アラビア語で
「海に漂うもの」を意味する
「アンバール」(Ambar)
ーーーーーーーーー
古代中国では虎が死ぬと魂が石になる
という言い伝えから

備考

木の樹脂の化石
数万年前~数億年前の天然樹脂が土砂に埋もれ化石化したモノ
その際古代の虫や、植物が入り込んだモノもあり
大変希少で貴重。

半化石(180万年以内)のモノは
「コパル(またはコーパル)」と呼ぶ

ロシアのロマノフ王朝には琥珀と黄金で出来た
琥珀の間ヤンタールナヤ・コームナタ」という部屋があったそうだが
第二次世界大戦で燃えてしまったそうな。
しかし、建物跡に燃えた琥珀の跡が見当たらなかったので
もしかしたら誰かが燃える前に持ち出した説もあるらしい。

2003年に、24年の歳月をかけて復元された

古来から「太陽の石」「人魚の涙」「幸福の石」という別名がある

昔の日本では「くんのこ」と呼ばれており
今でも日本の産地・岩手県 久慈ではそう呼び親しまれている

「アンバー」の由来は
アラビア語で「竜涎香りゅうぜんこう」という
マッコウクジラが体内で生成する結石「anbar」から

ギリシャ神話では太陽神アポロンの息子パエトン
息子であることを証明しようとアポロンの戦車を拝借するも
たちまち暴走し地上は火の海と化してしまい
暴走を止めるため撃ち殺されてしまう
嘆き悲しんだヘリアデス姉妹達はポプラの樹となり
涙は琥珀となった。


ポーランドの民話には
漁業を営む若き漁師と、海底の琥珀の宮殿に棲む女神の悲恋話がある
海の平和を脅かす漁師を懲らしめようとした女神は
漁師に会うとたちまち恋に落ちてしまい
漁師と琥珀宮殿でしばらくの間一緒に暮らすものの
雷神に見つかり激怒
雷神は宮殿ごと漁師を雷で打ち、女神を鎖で繋ぎ罰した
女神の涙と宮殿の破片は、波に乗り浜に打ち上げられて琥珀となった

「琥珀色」という日本の伝統色がある

「アンバー」という世界の伝統色がある

石言葉色々

「コハク1」

抱擁長寿繁栄活性
財運活力浄化
幸運優しさ

etc…

効果・御利益色々

癒しで心を満たす
ポジティブさを取り戻す
商売繁盛
余計な力みを抜く
緊張を解きほぐす
運気を引き寄せる
ストレス解消

etc…

各国琥珀の呼ばれ方

スペル発音言語
琥珀こはく日本語
琥珀フーポー中国語
앰버エンボ韓国語
amberアンバー英語
bernsteinベルンシュタインドイツ語
ambreアンブルフランス語
ambraアンブライタリア語
ámbarアンバルスペイン語
amberアンバーオランダ語
borostyánボロスチャンハンガリー語
bursztynブルステンポーランド語
κεχριμπάριケフリンバーリギリシャ語
âmbarアンバルポルトガル語
bärnstenバーンステンスウェーデン語
meripihkaメリピヒカフィンランド語
ravラヴノルウェー語
gulbrúnグルブルンアイスランド語
янтарьヤンタールロシア語
gintarasギンタラスリトアニア語
dzintarsジンタルスラトビア語
merevaikメレヴァイクエストニア語
kehribarケフリバールトルコ語
كهرمانカフラマーンアラビア語
ラテン語
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