
ブドウ基本情報
和名 | 英語スペル | 旬の季節 |
---|---|---|
葡萄 | grape | 7~11月 |
主な花の色と果実の色 | 科・属 | 名前の由来 |
---|---|---|
果実:紫・薄緑 花:白 | ブドウ科 ブドウ属 | フェルガナでの呼称「ブーダウ」が 中国語での音写「蒲陶」から 「葡萄」になった |
備考
● 栽培されるブドウにはいくつか種類があり
「加工用」「生食用」「酒造用」がある
● 栄養が豊富なので欧州では
「畑のミルク」と言われている
● 皮についている白い粉は
「ブルーム(果粉)」と呼ばれるモノで
果実の表面から分泌される天然の蝋物質で
水分の蒸発や病気を防ぐためのモノ
● 葡萄から作られるワインの歴史は古く
メソポタミア文明や古代エジプトの時代から重宝されていた
● あらゆる方向に蔓を伸ばし
沢山の実を付けることから
「他者を取り込み一緒に実を結ぶ」と言われ
縁起の良い果物と言われている
● 「すっぱい葡萄」と言われるイソップ寓話がある
木に成っているブドウを取ろうとしたキツネは
どう頑張っても取れず
「どうせあのブドウは酸っぱいに違いない」と
諦めて負け惜しみをいい去ります
自分が手に入れられなかったモノに
何とか理由を付けて自己正当化するという話
● ギリシャ神話には「ディオニューソス」という
豊穣とブドウ酒と酩酊の神がいる
彼とワインの逸話
各地をを遍歴したディオニューソスは
アテーナイの近くのイーカリアー村にたどり着き
農夫の「イーカリオス」にもてなしを受け
それに感謝したディオニューソスはワインの作り方を
イーカリオスに伝授し完成したワインを
羊飼い達に振る舞ったのだが
羊飼い達は初めての「酔い」を理解できず
毒を盛られたと勘違いしイーカリオスを殺害してしまいます
その死体を見た娘と飼い犬は悲嘆の余りに首を吊ってしまい
怒ったディオニューソスは村人に災いを与えました
その後、親子と飼い犬の誤解は解け祀られることとなり
ディオニューソスの怒りも解け
この地は葡萄の産地になったそうな
伝統色、色々
※カラーコードはサイトや書籍によって微妙に違うので
参考程度にとどめておいてください
日本の伝統色
「葡萄色」
#763166
R:186 G:85 B:97
C:0 M:70 Y:35 K:30
日本の伝統色
「葡萄鼠」
#705A66
R:112 G:90 B:93
C:64 M:68 Y:52 K:6
花言葉色々

・陶酔・好意・信頼・思いやり
・親切・慈善・忘却
・酔いと狂気・人間愛
etc…
栄養や効能色々
そのまま食べてもジャムにしてもスイーツに添えても
もう何しても美味いフルーツ人気上位のモノ

栄養 | 効能 |
---|---|
糖質 | 疲労回復・脳の栄養補給 |
カリウム | むくみ予防・高血圧改善 |
アントシアニン(皮に多い) | 眼精疲労予防・動脈硬化予防 |
etc…
美味しいブドウの見分け方色々

- 皮にハリのあるもの
- ブルームがたくさん付着している
- 軸が緑色のもの
各国ブドウの呼ばれ方
スペル | 発音 | 言語 |
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葡萄 | ぶどう | 日本語 |
葡萄 | ツァオメイ | 中国語 |
포도 | ポド | 韓国語 |
grape | グレイプ | 英語 |
Weintraube | ヴァイントラウベ | ドイツ語 |
raisin | レザン | フランス語 |
uva | ウーヴァ | イタリア語 |
uva | ウーヴァ | スペイン語 |
druif | ドライフ | オランダ語 |
szőlő | スールー | ハンガリー語 |
winogrono | ヴィノグロノ | ポーランド語 |
σταφύλι | スタフィリ | ギリシャ語 |
uva | ウヴァ | ポルトガル語 |
druva | ドルーヴァ | スウェーデン語 |
viinirypäle | ヴィーニリュパレ | フィンランド語 |
drue | ドルーエ | ノルウェー語 |
vínber | ヴィンベル | アイスランド語 |
виноград | ヴィナグラート | ロシア語 |
vynuogė | ヴィヌオゲ | リトアニア語 |
vīnoga | ヴィーノガ | ラトビア語 |
viinamari | ヴィーナマリ | エストニア語 |
üzüm | ユズム | トルコ語 |
عنب | イナブ | アラビア語 |
ラテン語 |
創作に使えそうな資料



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